ライフプランニングの考え方・手法

ライフプランニングの手順

ファイナンシャル・プランナーが顧客に対してライフプランニングを行う場合、次のように行うよ。


  • STEP

    01

    顧客との関係を確立する。

  • STEP

    02

    顧客データを収集して、
    目標を明確化する。

  • STEP

    03

    ライフイベント表、キャッシュフロー表、個人バランスシートを作成して、現状の問題点を分析する。

  • STEP

    04

    問題点を解決するための
    計画や対策を作る。

  • STEP

    05

    計画や対策の実行を
    支援する。

  • STEP

    06

    計画や対策の見直しを
    定期的に行う。

0 / 06

ライフイベント表

ライフイベント表は、家族のライフイベントと、必要な費用を時系列にまとめたもの。

これを作成することにより、将来の夢や目標を明確にすることができる。


項目 2020年 2022年 2028年 2034年 2037年 2040年 2050年 2055年 2060年 2065年
父の年齢 30歳 32歳 38歳 44歳 47歳 50歳 60歳 65歳 70歳 75歳
母の年齢 28歳 30歳 36歳 42歳 45歳 48歳 58歳 63歳 68歳 73歳
子の年齢 0歳 6歳 12歳 15歳 18歳 28歳 33歳 38歳 43歳
イベント 父と母の
結婚
子の誕生 子の小学校入学 子の中学校入学 子の高校入学 子の大学入学 父の定年退職 母の定年退職 子の結婚 孫の誕生
必要資金 300万円 50万円 30万円 50万円 70万円 400万円 0円 0円 300万円 50万円

キャッシュフロー表

キャッシュフロー表は、ライフイベント表と現在の収支状況をまとめたもの。

これを作成することにより、将来の収支状況と貯蓄残高を明確にすることができる。


項目 2020年 2022年 2028年 2034年 2037年 2040年 2050年 2060年 2065年
父の年齢 30歳 32歳 38歳 44歳 47歳 50歳 60歳 70歳 75歳
母の年齢 28歳 30歳 36歳 42歳 45歳 48歳 58歳 68歳 73歳
子の年齢 0歳 6歳 12歳 15歳 18歳 28歳 38歳 43歳
イベント 父と母の
結婚
子どもの
誕生
子どもの
小学校入学
子どもの
中学校入学
子どもの
高校入学
子どもの
大学入学
父の
定年退職
子の結婚 孫の誕生
収入 600万円 620万円 680万円 720万円 740万円 750万円 400万円 220万円 200万円
生活費 300万円 310万円 330万円 360万円 370万円 380万円 350万円 310万円 320万円
住居費 100万円 100万円 110万円 120万円 120万円 120万円 100万円 90万円 80万円
教育費 50万円 30万円 50万円 70万円 100万円
年間収支 200万円 160万円 210万円 190万円 180万円 150万円 -50万円 -180万円 -200万円
貯蓄残高 500万円 660万円 870万円 1,060万円 1,240万円 1,390万円 1,340万円 970万円 770万円

収入欄は、年収ではなく可処分所得を記入する。

可処分所得は、年収から社会保険料、所得税、住人税を引いた額のこと。

年間収支欄は、収入から支出を引いた額を記入する。

貯蓄残高欄は、前年の貯蓄残高に今年の年間収支を足した額を記入する。

個人バランスシート

個人バランスシートは、ある時点における資産と負債のバランスを見る表のこと。


資産 負債
普通預金 250万円 住宅ローン 3,000万円
定期預金 600万円 その他ローン 50万円
株式など 150万円 負債合計 3,050万円
投資信託 200万円 純資産
生命保険 90万円 純資産合計 2,240万円
資産合計 5,290万円 負債・純資産合計 5,290万円

資産と負債の金額は時価で評価する。

純資産は、資産合計から負債合計を引いた額のこと。

資金計画で用いる係数

資金計画を立てる際、現在の資産が将来にいくらになるか、将来に必要な金額を用意するためにいくら積み立てるか、といったものは次の係数を用いて求めることができる。


係数種別 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9%
終価係数 1.1046 1.2190 1.3439 1.4802 1.6289 1.7909 1.9672 2.1589 2.3674
現価係数 0.9053 0.8204 0.7441 0.6756 0.6145 0.5597 0.5113 0.4688 0.4313
年金終価係数 10.462 11.809 13.146 14.486 15.837 17.201 18.577 19.973 21.388
減債基金係数 0.0944 0.0854 0.0770 0.0691 0.0615 0.0544 0.0478 0.0415 0.0356
資本回収係数 0.1061 0.1127 0.1194 0.1262 0.1332 0.1404 0.1477 0.1553 0.1631
年金減価係数 9.4877 8.7855 8.1550 7.5900 7.0845 6.6337 6.2327 5.8774 5.5643


POINT

01

終価係数


現在の金額を複利で運用した場合の、一定期間後の金額を求めることができる。

例えば、1,000,000円を年利7%で運用した場合、10年後には1,967,200円になる。

1,000,000円 × 1.9672 = 1,967,200円

POINT

02

現価係数


一定期間後に、一定金額に達するために必要な元本を求めることができる。

例えば、1,000,000円を年利7%で10年後に用意するために、元本は511,300円必要になる。

1,000,000円 × 0.5113 = 511,300円

POINT

03

年金終価係数


毎年一定金額を積み立てた場合の、一定期間後の元利合計を求めることができる。

例えば、毎年1,000,000円を年利7%で10年間積み立てた場合、10年後には18,577,000円になる。

1,000,000円 × 18.577 = 18,577,000円

POINT

04

減債基金係数


一定期間後に、一定金額に達するために必要な、毎年の積立額を求めることができる。

例えば、1,000,000円を年利7%で10年後に用意するために、毎年の積立額は47,800円必要になる。

1,000,000円 × 0.0478 = 47,800円

POINT

05

資本回収係数


現在の一定金額を、一定期間で取り崩した場合の毎年の受取額を求めることができる。

例えば、1,000,000円を年利7%で運用しながら10年間で取り崩した場合、毎年の受取額は147,700円になる。

1,000,000円 × 0.1477 = 147,700円

POINT

06

年金減価係数


将来の一定期間で一定金額を受け取るために必要な元本を求めることができる。

例えば、1,000,000円を10年間にわたって受取りたい時、年利7%の場合、元本は6,232,700円必要になる。

1,000,000円 × 6.2327 = 6,232,700円

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